Mustでなく、DoでもHaveでもなく、Be
「Mustでなく、DoでもHaveでもなく、Be」
「しなければいけない」
「でなければいけない」
「私の仕事は〇〇です」
「私は過去にこんな実績を残しました」
「私は難関〇〇大学を卒業しました」
「私の知り合いには、こんな有名な方がいます」
世の中にはありとあらゆる物差しや固定観念が存在し、私たちは知らず知らずのうちにそれらに振り回されています。
誰が作ったかもわからない基準で自分や他者をジャッジし、「自分はあの人より劣る」「この点ではあの人より自分の方が優れている」と自分と人を比べては優劣に一喜一憂し、絶えず揺れ動いています。
ジャッジは、ある意味で自分の奮起のモチベーションになることもあるため一概に悪いとは言えませんし、ジャッジの結果で振り回される、だからと言ってジャッジしたい欲望を抑え込もうとするのも良くありません。
ただあるがまま。
「自分はサラリーマンだから、専業主婦だから、母親だから父親だから、これをしなくちゃいけない、こうでなければならない」
そういった義務感や自己抑圧ではなく、
「自分にはこんな実績、学歴、職歴、会社や職業のバリューネームがある」
「自分は今こんなすごいこと(ビジネスや、ボランティアなどの奉仕でさえ)をしてるんだ」
「自分はこんなにすごいもの(お金や高い社会的地位など)を持っているんだ」
そういった目に見える言動やあなたを飾る「アクセサリー」ではなく、
あなたという人間は、瞬間瞬間、あなたが、あなたで、あるがままの、あなたの存在で在るだけだということです。
あなたの学歴や職歴や職業や実績や、あなたがどれほどお金を持っているか、あなたがどれほど偉大な事業やビジョンを成し遂げたか。
そんなことであなたの価値は測れません。
あなたの価値は、そんな目に見えるものに依拠するものではありません。
そういう目に見えるものをすべて取っ払って裸一貫のあなたであるとき(これはもちろん比喩ですよ)、
あなたはどんな波動を世界に放っていますか、ということです。